今年の 6 月に書いたショートショートのアイデアです。シミュレーション仮説です。
とある作品で何もかも同じネタが被ってしまったので放流します……。
(作品名は一番最後に載せています)
人 A「五億年ボタンって知ってる?」
人 B「なにそれ」
人 A「(説明略)」
人 B「宇宙の全粒子をシミュレーションできるし暇しないじゃん押すわ」
人 A「宇宙の年齢とか宇宙の粒子数とか知ってる?」
人 B「足りないなら足りるまで押せばいい」
人 A「は?」
ポチポチポチポチ……
「おいおい死んだわあいつ」
「そもそも五億年ボタンの期間って継ぎ足し可能なのか?」
「押したやつにしかわからんだろ」
「ほっとこ」
〜10^100 年後〜
博物館のガイド「ということで、これが我々の世界の創世記であり、ショーケースの中にいるものが神です」
客 A「案外神様も馬鹿なんだね」
客 B「こら」
客 A「もしかして神様って五億年ボタンの中でも新世界を作ってたりして」
客 B「まさかそんなことないでしょ」
客 A「あはは〜」
ガイド「ところで、近年の研究では神がボタンを押し始めたのは約 10^100 年前と推定されています」
客 A「もしかして〜、神様ってこの世界もシミュレーションしてたりして? (← 何も話を聞いてない)」
ガイド「……こほん、そして、1 秒に 1 個の原子をシミュレートしたと仮定すると、約 10^100 年で計算可能な宇宙の年齢は我々の宇宙の年齢とほぼ一致します」
客 B「まさかそんなことないでしょ」
客 A「あはは〜」
注: 10^100 年で実際何年分相当なのかはまだ計算してない
ネタ被りした作品のタイトルおよびその作品の (ネタ被り部分の) あらすじを示します。
とんでもないネタバレなので隠しています。
ネタ被りした作品について
『崩壊:スターレイル』ネタ被り部分のあらすじ
「オンパロス」という世界の神話では、12 の神が持つ「火種」を集めることで新世界を迎えられる (「再創世」) と言い伝えられてきた。
ファイノンは 12 の「火種」を集めたが、「オンパロス」はシミュレーションの世界であること、そして「火種」を集めても「オンパロス」のシミュレーションが終わるだけであることを知らされた。
「オンパロス」の終焉に抗うため、ファイノンは時を操る神の力でシミュレーションを何度も巻き戻して「火種」を集め続け、「再創世」を遅らせることを決意した。ファイノンは 33550336 回にわたりループを続けた。
ネタを作ったのが 6 月 8 日、スターレイルのこのストーリーの配信が 7 月 2 日なので 1 か月前にストーリー予言してたらしい