Competitive

2023 年の AtCoder 言語アップデートで新しく使えるようになった C# の機能について、競技プログラミングの観点で使えそうなものをピックアップします。

Native AOT

新しいコンパイル方式で、ネイティブのバイナリに変換してくれます。理論上 C++ 並みの実行速度を期待できるので、 C#er にとってはこの上ない福音でしょう。

問題にもよりますが、C++ と C# (JIT) の間くらいの実行時間になります。もちろん、旧来のコンパイル方式 (JIT) も利用可能です。

C# は仕様や機能が比較的モダン [要出典] ながらも、その歴史とともに多くの仕様を追加して増築を繰り返してきた言語です。

また、仕様が大きく異なる多様な処理系が存在したり言語仕様が昔の処理系では非常に不便だったりします。

そのため、コーディングの感覚が実行環境によって比較的左右されやすい言語です。

競技プログラミングの解説記事やその他いろいろなことについて書いています。

重要: 旧ブログからの移植作業を完了しました!ただ、数式やレイアウト等が壊れている可能性があります。

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