日記
今年の 6 月に書いたショートショートのアイデアです。シミュレーション仮説です。
とある作品で何もかも同じネタが被ってしまったので放流します……。
(作品名は一番最後に載せています)
人 A「五億年ボタンって知ってる?」
人 B「なにそれ」
人 A「(説明略)」
人 B「宇宙の全粒子をシミュレーションできるし暇しないじゃん押すわ」
…うつ病は人の思考能力を奪うことがあります。
作業や行動をするとき、難しい思考ができなかったり記憶力がなくなったり集中力が続かなかったりします。自分の活動が停滞していることもわからず、ひたすら「何もできない、何も続かない」と空虚な焦燥感ばかり感じてしまうのです。
最近、何かをしようとしても全く手が動きませんでした。実感しているよりも、調子が酷くなっているのだと思います。
『シメジ シミュレーション』を読んだ。
夜空は永遠の孤独と深遠の空虚の象徴である。
ある夜、私は自室の机に座っていた。夜空を特に見上げていたわけではないが、こころにまっくろの宇宙を描いていた。私は孤独を感じていた。
どうして私は私なの?
どうして私は私として生まれたの?
他人として生まれていてもおかしくなかったのに。
母でもなく、父でもなく、妹でもなく、飼い猫でもなく、学校の先生でも友達でもなく、私として生まれた。
そもそも「生まれる」って何?
「存在する」って何?
私は他人になれないの、他人と一体にはなれないの、他人を理解できないの……?
つらい。呆然。やる気がないというより、心動かされるものがない。何をやっても楽しくないから、何もやりたくない。ただひたすら寝たい。
こういうとき私は、強く心に残るような作品を読んで元気を出す。今こそ『少女終末旅行』の残りを読むことにする。
終わった。終わってしまった。
何も面白くないときに心に残る作品を鑑賞すると、生きる元気が湧いてくる。
…